野の花 山の花 7月
ヤマユリ
山百合
ユリ科
7月中旬
奥多摩
ヤマユリは人里付近に多い。たぶん山から移植されたのだろう。時に肥料が充分過ぎて、花をたくさん付け、花の重さで倒れてしまう。アンバランスな光景だ。
山中のヤマユリは通常、花一つか二つだ。今年こそ、百合の女王たるヤマユリの、まさにそれらしく咲く姿を撮ろうと探したが、なかなか見つけられず、また一週が過ぎてゆく。
そんなときに出会った自然の中で咲き誇る一輪の百合である。
オカトラノオ
岡虎の尾
サクラソウ科
7月上旬
青梅市の低山
昨年伐採された斜面にオカトラノオが咲いた。高い山のトラノオのように尾先が反り上がった株を探したが、オカトラノオには無いようだ。
ただ、500mにも満たない低い山で、トラノオの名を持つ花が咲いているのがうれしい。
ホタルブクロ
蛍袋
キキョウ科
7月上旬
青梅市の低山
その伐採地では、春のスミレ類にはじまり、それまでに見なかった花が咲く。ホタリブクロもその一つである。種子がどこからか翔んでくるのか、あるいは数十年も樹下に眠っていたものなのか。
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ヤマホタルブクロ
山蛍袋
キキョウ科
7月中旬
奥多摩
以前にも訪れた林道を真夏に歩いてみる。この谷筋は、ハイキングコースから全く外れており、ホタルブクロが目立った。これはたぶんヤマホタルブクロだと思う。