野の花 山の花 5月

アズマシャクナゲ

東石楠花
ツツジ科

5月下旬
奥多摩水源


 山歩きを再開し、たまたま訪れた山で、思わぬ贈り物のように、たわわに石楠花が数株咲いていた。ここは高度が石楠花には少し足りず、期待していなかっただけに感激した。
 想えば、山で石楠花を見たのは、随分遠い日のことだ。あの頃の石楠花もこんなにも鮮やかだったのだろうか。 (1998.5)

キバナノコマノツメ

黄花の駒の爪
スミレ科

5月下旬
奥多摩水源


 キスミレは亜高山帯より上に多い。水源の沢を詰めて行き、一休みした沢の脇で見つけた。キスミレを見ると高度がだいぶ上がったようで、もう稜線も近いだろう。

付記 キスミレはたくさん種類があり現場でないと特定は難しいが、フィールド図鑑の写真から、キバナノコマノツメではないかと推定した。
 ただ、キバナノコマノツメならば、遠い日にアルプスで、たくさん見てきたが、その記憶ではもっと花が切れ上がっていた印象がある。その記憶とは違和感があるのは否めない。

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