エスナ クヌム神殿 Esna
クヌム神殿
Temple of Khnum
エスナはルクソールとエドフの間に位置し、エドフ、コムオンボと並ぶ、プトレマイオス朝以降の神殿遺跡である。
現存する多柱室は砂に埋もれていたため、保存状態はよいが規模は小さい。
前部は紀元後1〜3世紀のローマ帝国時代に造営された部分が多い。
神殿の壁面はレリーフで埋め尽くされている。写真は左のファラオが、中央の雄羊の頭をしたクヌム神とその妻ネプト女にと相対している。王は神に捧げ物を施し、来世での復活を願った。
このファラオは、ローマ帝国の皇帝である。ローマ支配の時代も、エジプトの伝統的スタイルは守られていた。
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