アスワン 2 Aswan
エレファンティネ島のクヌム神殿跡
Elephantine island
ナイル川の小島であるエレファンティネ島は、古代より象牙交易の市場であったといわれている。英語の
elephant はこの島の名に由来するという。
悠然と北へ流れる大河ナイルだが、アスワンより南では、奔流(cataract)が現れてくる。古代の交易でも、アスワンより南へ遡れる船は限られ、アスワンの交易地としての重要度が推測できる。
エレファンティネ島の南には、茫漠としたクヌム神殿の跡が残る。訪れる観光客も少なく、たたずむのには適した遺跡である。またナイル川の古代の水位計ナイロメーターは、この島が最も判りやすい。
島の北半分はオベロイホテルとなっている。
岩窟墓
Rock Tombs
ファルーカに揺られていると、西岸の岩山の中腹に並ぶ岩窟墓が目を引く。古王国末から中王国時代のアスワンの支配者の墓で訪れる観光客は極めて少ない。
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