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ゴルディオン Gordion

ミダス王の墓

 ゴルディオンは、紀元前12世紀頃より約500年間、アナトリア西部に栄えた古代フリギア王国(Phrygia)の都であった。
 付近には、幾つかの小山型古墳が散在し、都市跡なども発掘されている。最も大きな古墳は高さ50m、直径300mを数え、フリギア王ミダスの墓といわれている。
 ミダス王の伝説は有名で触れるものをすべて金に変えたり、ロバの耳の王様のモデルでもあった。
 墓内部の木組みは完全に残り、すばらしいものがある。

 ゴルディオンは、アンカラから西へ約100q程の位置にあり、アンカラから半日で訪れることができる。
 さらに西にはミダスシティと呼ばれるフリギアの遺跡があるが、整備途上で一般的ではない。

アンカラ カッパドキア 古代ヒッタイト

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 フリギア人は、紀元前12世紀頃、バルカン半島より南下し、アナトリアに侵入する。その混乱の中で、エジプトと戦った大ヒッタイト帝国は滅んでゆく。
 フリギア人はおそらく、クレタ島などに栄えた古代エーゲ海文明を滅ぼし、またエジプトにも海の民の侵入として知られる民族と関係が深いと思われる。今後のゴルディオン周辺の発掘に期待がかかる。
 なお、フリギアの遺物の多くは、ヒッタイトと同様に、アンカラのアナトリア文明博物館に展示されている。