都庁展望室よりの榛名山・赤城山・日光白根山・男体山
男体山2484m 日光白根山2578m
都庁展望室からの代表的な山岳展望は、富士山を筆頭に、丹沢山塊、奥多摩、奥武蔵など西方の山々はよく見える日も多い。一方、関東平野北部の山は条件が重ならないとなかなか見えない。この日は寒波襲来の翌日で、富士は雲がかかっていたが、関東北部の山々から雪雲が消え、北方の山々は見事に展開した。
住友不動産ビル(右手茶色の建物)の上に見える、コニーデ状の山容が日光男体山、その左の雪嶺が日光白根山である。その左は皇海山、袈裟丸山あたりで、さらに西に赤城山へ連なってゆく。
榛名山1449m、赤城山1828m
左に奥武蔵、比企丘陵の山並が尽きると、その奥から右手に伸びるのが、榛名山、まさに大火山の山容だ。更に右に利根流域の子持山などが続き、右端から赤城山が盛り上がる。
赤城、榛名などの堂々とした山容は、関東平野に浮かぶ連合艦隊の姿を想わせる。
付記 この写真では、ガラスが反射して赤城山はうまく写らなかった。
浅間見ゆ
奥武蔵、比企丘陵の上に浅間山2568mが僅かに頂を覗かせていた。写真中央雲の下、白い点状のところ。浅間山を確認できたのはこの日が初めてである。
(2014.01.10 16:00)