野の花 山の花 9月
ホトトギス
杜鵑草
ユリ科
9月上旬
青梅市の低山
近年は、初夏、ホトトギスを聴くのが楽しみになった。ホトトギスは「トッキョキョキャキョク、トッキョキョキャキョク」と繰り返し啼き、最後は「トッキョキョ」で終わる。「テッペンカケタカ」と啼くとあるのは誤りで、「テッペンカケタカ」はヒヨドリが縄張りを主張するときに、そう聞こえる。
そんなホトトギスの容姿から、この初秋の花の名は来たという。虫に喰われやすい花で、連続して幾つか咲くが、このようにきれいなのは少ない。また種類が多く、判別が難しい。ホトトギス、ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギスなど。これは、どれなのだろう。
ツルリンドウ
蔓竜胆
リンドウ科
9月上旬
青梅市の低山
夏に東北の山で見たツルリンドウを、近くの山で見つけ、結構感激した。
もう遅い午後だったので、翌週続けて訪れた。薄暗い尾根筋にあり、なかなか陽が射し込まないが、精いっぱい咲いている。
実をつけた頃、また訪れてみよう。
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オトコエシ
男郎花
オミナエシ科
9月上旬
奥多摩 惣岳山
オミナエシが少なくなっているという。自分が頻繁に歩いてるところでは見かけない。
オトコエシはよく見かけるが、目立つ花ではないので、写真を撮ろうという気がおきない。
これは、惣岳山から東南に派生する尾根を歩いたときに撮った。これといって何もないわびしい尾根で、伐採地にオトコエシが立派だった。