野の花 山の花 1月
ヤブコウジ
薮柑子
ヤブコウジ科
1月上旬
青梅市の低山
冬至が過ぎ年が明けると、どことなく光が明るくなったように感じる。
新年の午後の日射しに、年を越したであろうヤブコウジの実が輝く。
付記 庭ではウメが美しいが、1月の低山は、12月と同じ様な被写体になってしまう。その中に、少しでも季節の移ろいが感じられる写真となればと思っている。
マンリョウ
万両
ヤブコウジ科
1月上旬
青梅市の低山
日射しの通りにくい山林の中で大株を見つけた。野生の大きなマンリョウは殆ど見かけない。たくさん実を付けていたが、まだ赤みが薄い実も多い。もう一週間すると色調も、よりマンリョウらしくなるのだろう。
野生のマンリョウは幹が倒れてるのをよく見かける。たぶん鳥が実をついばみに来て掴むからであろう。実物が無くなった山に、地上近くに生えるマンリョウを食べに来るのは鳥にとっては冒険であろう。草陰には何かが潜んでいるかもしれない。
リュウノヒゲ
龍の髭
ユリ科
1月上旬
青梅市の低山
ジャノヒゲの名でも知られている。コバルトブルーの実が美しい。庭先ではよく見かけるが、野生で実を付けている株は珍しい。
写真を撮っていたら青い実を取って遊んだ子供の頃を思い出した。あの実は、取った後、どうしたのだろう。