高橋尚子選手出場
青梅マラソン
MS TAKAHASHI Naoko in OME
2001年2月18日
青梅市森下町付近にて。往路。
Y.Y氏撮影
金メダリストを見ようと、青梅街道はこの日たいへんな人出だった。沿道の小旗が激しく揺れると、その集団の先頭に高橋選手の姿が見えてくる。
高橋尚子選手が走る青梅マラソン
青梅市森下町付近にて。往路。
Y.Y氏撮影
スタート地点より3.5キロ付近。高橋選手は男子選手に凹字型に囲まれながらすごいスピードで走り過ぎて行った。
高橋尚子選手が走る青梅マラソン
青梅市森下町付近にて。復路。
Y.Y氏撮影
ゴールまで約3キロ。この日、彼女は30kmの日本最高記録を出した。
その記録は、2004年の青梅マラソンで、野口みずき選手によって破られる。彼女は両肘を張った空を飛ぶようなフォームで走り抜けていった。
野口みずき アテネ2004優勝
大本命ラドクリフが泣き出し、嘔吐する選手も見られた過酷なオリンピックマラソン、その中で日本選手は3人とも全力を出しきった結果だったろう。
優勝争いにからめるのは野口選手だけだろうと思っていたが、長い上りでの思い切ったスパートで最高の結果を自ら勝ち取った。
しかしながら、もし高橋が出場していたら、出走選手からみても優勝争いに加わっていただろう。オリンピック2連覇の夢がスタートラインに立てずに終わったのは、たいへん残念である。