ルクソール神殿 The Temple of Luxor
ファラオの石像
ルクソール神殿の第2塔門には典型的、かつ伝統的なファラオの座像がある。第19王朝ラムセス2世の名が刻まれているが、元はアメンホテップ3世の像であったものを、ラムセスが改ざんしたとの説もある。
いずれにしても端正な表情のファラオの石像だ。
後方は第18王朝アメンホテップ3世の造営した14本の大列柱路で、柱の高さは16mに達する程の巨大なものである。
紀元前14〜15世紀 古代エジプト新王国時代
オペト祭のレリーフ
最高神アモンラーは、毎年一回、カルナック神殿から副殿であるルクソール神殿に渡った。その祝祭がオペト祭である。
にぎやかな祭の様子はいきいきとして、ルクソール神殿の内壁に刻まれている。
このレリーフは、彫りが薄いため、照明が配された夜が見やすい。
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