ダハシュールのピラミッド群 Dahshur

屈折ピラミッド
Bent Pyramid

 カイロ郊外、有名なギザの3大ピラミッドから南へ、ナイル川の西岸に沿って古代エジプト古王国時代のピラミッド群が帯のよう伸びている。北から、ギザ、アブシール、サッカーラ、ダハシュール、リシュート、メイドゥムである。
 中でも近年公開されたダハシュールのピラミッド群は砂漠の中に忽然と立つピラミッドのイメージそのままである。
 古代エジプト古王国時代、第4王朝のスネフェル王は試行錯誤を重ね幾つかのピラミッドを造営した。屈折ピラミッドは、途中で角度を変更したピラミッドとして知られている。 紀元前26世紀


赤いピラミッド
Red pyramid

 赤色の石材が使われたこのピラミッドもスネフェル王のピラミッドとされている。そうであれば、彼はメイドゥムと合わせ3つのピラミッドを造営したことになる。
 有名なギザの3大ピラミッドは、スネフェルの後継者たちの遺産である。

 ギザ  サッカーラ  メイドゥム

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