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エルズルム Erzurum
エルズルムは古来からのトルコ東部の要衝都市である。シルクロード、アジアハイウェイが東西に走り、また北へ抜ければ黒海に達する。
トルコの東部地方を巡る旅行の場合、北の拠点となる都市でもある。
町の中心部には、13世紀セルジュクトルコ時代の、二つの尖塔の神学校チフテミナーレメドレセ、が建つ。
アナトリアにも攻め込んだモンゴル軍、イル汗国の痕跡も残っている。
ヤクティエ メドレセ
YAKUTIYE Medrese
14世紀はじめに建てられらた神学校。セルジュク風の建築で、その後、イル汗国の支配下に繁栄を迎えた。この時代、エルズルムには多くの神学校が建てられたという。
三つの塔 The Three Cupolas
三つの塔が並ぶ建物はセルジュクトルコ時代の墓で、中央の八角形の塔は11世紀東部トルコの地方権力者(Saltuq朝)の墓とされる。他の二つは13〜14世紀頃のものと推定されている。
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