アテネ国立考古学博物館
考古学博物館は通常の半日観光では入場しません。館内にはギリシャ全土から出土したものを集め、展示品は一級です。考古学ファンならずとも時間が許せば訪れたいところです。
海神ポセイドン
考古学博物館の代表格で等身大の青銅像です。ポセイドンとされていますが、一説にはゼウスだとも言われています。何の像かという記載はありません。
ポセイドンといえば、武器に三又の戟を持っていますが、この像は、その戟をいままさに投じようとしている瞬間のポーズだと言われています。
残念なことに眼球の部分が失われていますが、実に気品のある像です。これを見るだけでも、博物館を訪れる価値は十二分にあります。
アテネの北、アルテミシオンの海中で1928年に発見。紀元前5世紀。
博物館の見学時間はその人の興味によりますが一般的には1〜2時間程度でしょう。写真撮影はライトは利用できず明かり取りの窓がたよりです。サントリーニ島の壁画が展示された部屋は残念ながら撮影禁止です。
黄金のマスク
古代ギリシア神話、トロイ戦争の英雄アガメムノンのデスマスクと言われています。かの有名なシュリーマンによってミケーネで発掘されました。
紀元前11世紀頃?
美の女神アフロディーテと角の生えた怪獣、キューピットの大理石像です。
それぞれの表情やしぐさがユーモラスでおもしろい作品です。
馬に乗った少年
馬の筋肉、躍動感、少年の騎乗姿勢などすばらしい等身大の青銅の作品です。
アルテミシオンの海中より発見。
紀元前2世紀。
考古学博物館とは別に、アクロポリスの下にアクロポリス博物館が、2010年新たにオープンしました。アテネの市内観光に組み入れられています。
近年、オモニア広場周辺、考古学博物館周辺は治安があまりよくないようです。夕方以降、暗くなってからは、その点十分に留意ください。
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